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鍼を刺そうと思ったきっかけは・・・?


鍼を人の体に刺そうと思ったのはどうしてか?
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今日は偶然にもお二人から同じ質問をいただきました。
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「どうして鍼を人の体に刺そうと思ったのか?」
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「私が」ではなくって、鍼灸を始めた人がって話ですよね。。。
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鍼を体に刺す前に、人間の体がどのようにして生命維持をしているのか研究が行われました。
今のように顕微鏡などがあるわけではありませんし、内視鏡もありません。
亡骸を解剖しても血液がどのように流れているかさえも知ることは困難でした。
その中で考えられたのが経絡です。
「気」と「血(けつ)」の通路を総称して経絡とよび、
この流れをスムーズにすることで体の不調を整えられると考えるようになっていきました。
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この経絡を現代語で平たくいえば、「新陳代謝をよくする」です。
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この経絡を整えるためのツボが体に点在し、
そこに刺激を与えると体の不調が整えられると気づいたのが鍼治療のスタートと考えられています。
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さて、鍼の話にもどります。
古代九鍼という九種類の鍼が言い伝わっています。
元気堂で使っている毫鍼(ごうしん:鍼が全体的に細いもの)のほかに様々な鍼の種類があったのですが、
なかには皮膚を破くための鍼などもありました。つまりはメスですね。
文献によるとたとえば、体にできたデキモノを気血の流れが滞った吹き溜まりと考え切り取るようなことも鍼灸師が行っていたようです。
今とは違い、もうすこし外科的なイメージで鍼灸師がいたのではないかな?と予想しています。
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今の鍼灸師の資格ではもちろんデキモノを切ったりはできませんが、
一番最初に鍼を刺そうと思った人は今のような鍼ではなく
もっといろんな種類の鍼を手にして必要に応じて使い分けていたと思われます。
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なかなかかみ砕いて説明するのが難しく、わかりにくい文章になってしまいました。
東洋医学は説明するのが難しくて困ります。
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またなにか質問疑問ありましたらお問い合わせください!
頑張ってかみ砕いて説明できたらなと思います。

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