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痛い!温めるべきか冷やすべきか。。。冷やすときの話。


JR山手線目白駅徒歩2分の鍼灸院 元気堂の小内です。
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よく、痛いときは冷やしたほうがいいか温めたほうがいいか質問があります。
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基本的には温めたほうが治りは早いです。
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ただし、
「今日足首をくじきました!」
といった急性の炎症があるものは冷やさないと痛みが強いですし
余計に治りが遅くなる場合があります。
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今回は冷やすことをテーマに。
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まずは痛みの患部に触ってみたときに
他の所に比べて明らかに熱を帯びている場合、冷やすと痛みが落ち着きます。
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特に捻挫などの時はアイシングを検討します。
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アイシングとはスポーツ現場でよく使われる言葉ですね。
氷嚢やビニール袋に氷をいれて少量の水をいれます。
(水を入れる理由は氷りの表面が水になっていないとき、
氷の温度はマイナスとなり、患部が凍傷を起こす可能性があるため)
それを患部にあてて最大20分程度で、
「冷たい→痛い→何も感じない」になるまで冷やし続けます。
このアイシングの注意事項は
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・本人が寒さを感じている場合にはアイシングの前に患部以外の所を必ず温める。
・60歳以上の方は容易に体が冷えてしまうので、特に暖かくしておく。
・子供や未就学児は痛みや冷たさを伝えることがなかなかできないので注意して行う。
・浅い神経を冷やす際は特に注意をして行う。押し当てた際に圧を加えない。推奨時間を守ること。
・アイシングしているかしょが損傷(凍傷など)していないか、時々チェックする。
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また、
アイシングをしてはいけない禁忌事項は
・アイシングに対する嫌悪感がある。
・冷たさに敏感(線維筋痛症の患者さんに起こることがある)
・アイシングが頭痛を引き起こす。
・脊髄を損傷している患者さんや糖尿病性神経障害の方の場合、冷やされている部分に感覚障害が起こる。
・血行不良、冷やすとさらに血流が悪くなる時、
・レイノー症候群
・以前、凍傷になったことのある部分
・糖尿病、バージャー病、下肢の動脈硬化などの末梢血管疾患
・心疾患
・ペースメーカー、胃バンド、輸液ポンプなど体内植え込み式の装置があるとき
・かなりの高血圧、
・痛み止めや鎮痛剤を使っているとき
・開いた傷口(出血がるとき)
・リンパ浮腫
(参考:Neuromuscular Therapy Manual)
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と、色々と注意事項があるのですが、
アイシングもなれれば痛みを軽減してくれて疲労回復効果もありますが、
やったことがない人にとってはとても苦痛を伴うものなので
はじめて行うときは指導のもとでやるのがいいと思います。
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またいつか、激しく体を動かしたときの筋肉の疲労回復効果が期待できる
アイシングの方法・・・なんていうのもブログにしてみたいと思います!
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